生き物ってギリギリの状態だと予想外の行動や不思議な行動をしたりしますよね。
特に万物の霊長たる人間においてはそれが顕著です。
過去を思い起こしてみると例えばものすごく昔で言うと
平安だったかそのくらいの時代の世紀末、彗星も丁度巡ってくるという
奇跡的な出来事が起こった時、
当時の日本人は知識が無かった為に
「あの彗星の尾ひれの光を吸い込んだら死んでしまう!」などと
頭がイカレてんじゃないかと思える発想が浮かんで
みんな口と鼻を押さえながら走って逃げたとか・・・。
ガスなんだから押さえたってムダだろうに、というかそれ以前に
あんな上空高く飛んでる彗星のガスがくるわけねーだろって話ですよ。
もっと近代の話だとオイルショックの時なんかは
もう石油が底ついちゃう~っていう情報のもとに
パニクッタいいオトナたちがこれ見よがしにティッシュだのトイレットペーパーを
大量に買い込むだの。
結局大量に買いこんだって数ヶ月で使い切っちまうだろうに。
さらにいえば1999年にノストラダムスの大予言っていうものもありましたね。
どっかの国では集団自殺があったり
もう本当にギリギリの状態っておかしな行動をするんですよ。
まぁ、私はとある流通業種の某店舗にて日々仕事にいそしんでいるんですけど
フと思ったことがあるんです。
なにかというと、お店に閉店間際のギリギリに来店してきて
品物を買っていく人なんですけどね
もちろん、ギリギリで入ってこない日もあるんですが
週の半分くらいは入ってくるんです。
しかもその手のお客さんってのは品定めが長い。
これはスタッフサイドから見たら閉店業務が滞るのであまり笑顔になれない
もうねアルバイトたちなんかは、入ってくんなよ的なオーラがむんむんなんですよ
それでも一応笑顔で迎えるわけですが
ちょっとした疑問が浮かびましてね
コノ人、わざわざ閉店ギリギリに入って来なきゃならないほど
この品物が、そこまで必要なのか?
って思ったわけです。
それからというもの、このことばかりが頭によぎり
このお客さんはギリギリの状態で必死に店内を駆けずり回って何を買うのかなーって
観察するようになったんですよ。
先日なんかは、さんざんウロウロしたあげく
液体ムヒ一個ですよ。
オマエ、どんだけ痒いんだよ! 今日この時間に買わなきゃいけないほどなのか!w
みたいな。
趣味は人間観察なボクにとってはとても興味深い対象物です
こないだなんかは20~30代くらいの若めの男性でしたが
この人もソワソワしながら散々店内を徘徊したあげくレジに持ってきたのは
コンドームでした。
しかもローションまで。
・・・・・。
コンビニで買えよ・・と。
でも、逆に考えるとこの青年はこんなギリギリの状態でも
頭で策略を練って、わざとこの時間にきたのかもしれません
だって閉店間際は他のお客さんいないので
破廉恥なものでも自由に容易に物色できますしね
うーん。 ギリギリの状態でもよく考えて行動するものは生き残っていくのかもしれん
あ、この記事を書き始めてからずっと
トイレいきたくてもう私もギリギリなので
今日はこのへんで。
管理人@A